ユニットケア職員向け

ユニットケアでの「見守り」とは。いつでも見ることが出来ないんです。

ユニットケアでの高齢者の見守りにていての話し。

見守りと聞くとどんなイメージがあるだろうか?

  • ただ見ておくだけ?
  • 見て守るってどういうこと?
  • そもそも動詞なの?

「見守り」とは「いつでも助けることが出来る位置で高齢者と接すること」と考えている。
これが難しい。

考えていこう。

ユニットケアでの見守り
どんな風にやる?

結論から書くと「想像して動く」これに尽きる。
ユニットケアの場合1人の職員が10人の高齢者の面倒を見ている。

1人をずっと見ることなんて到底出来ない。
これは困る。

もちろん、入居者全員がずっと見ておくべき人かと言われると、そうでもない。
どうしても危険な高齢者の行動に注意する必要がある。

どんな高齢者が常に見ておく必要があるのか?

常時見守りが必要な高齢者とは?

例題を見ながら考えていこう。

徘徊する人

徘徊する人をなぜ見ておく必要があるかと言うと「施設から出ていくから」だ。
全員が出ていくわけではないが、時々職員通用口から出ていってしまう高齢者が居た。

中には自宅までタクシーで帰ったという強者も居た。

徘徊者にもタイプがあり

  • 施設の中をグルグル回る人
  • 他の部屋に入ってしまう人

等が居る。

徘徊者は夕方からその傾向が顕著になる。
家に帰ろうとするのである。

「じゃあ帰りますから」と言ったかと思うと直ぐに歩きだしてしまう。
落ち着かなくなる。

対応法

しばらくすると(1時間)くらいすると落ち着く。
落ち着かせる為には一緒に行動したり気が紛れることをするが、効果がない時はない。

徘徊する人は「何をするかわからない」という点が困る。

急に立ち上がろうとする人

常時見守るタイプではこちらの方が困る。
常に行動を共にしないといけないからだ。

このタイプの人の何が困るかというと「転倒」である。
自分ひとりで車椅子で動いたり歩けたリすると良いのだが、出来ないのである。

「ソファーでテレビを見ていて急に立ち上がり転倒に至った」
こんな事例が何度かあった。

対応法

行動を共にする。
急に立ち上がられては困るので車椅子と一緒に行動する。

いつでも見ているわけではないが少しでもリスクを減らすためだ。
ただこれは状況を見て変えていく必要がある。

急に動き出すからと言って壁の前に高齢者を置く人も居るが、これはいけない。
虐待に繋がる恐れがある。

他職種と話し合いその人に合った最適解を見つける必要性がある。

ユニットケアでの見守り
まとめ

見守りは「ただ見ているわけではない」という事が分かってもらえたと思う。
見守りの精度を高めたり柔軟に対応したりと難しくもある。

施設には十分な職員の確保に努めて、少しでも見守りがしやすい現状を作っていってほしい。

介助者は少しずつ見守りの方法を見直しながら業務に臨んでほしい。

介護職はいつでも辞められる。

介護職を辞める一番簡単な方法は仕事を辞めることだ。

でも、1度だけ真剣に考えてほしい。本当に介護職を辞める必要があるかってことを。

いまの施設に満足していないならすぐに転職するべきだ。

  • サービス残業
  • 人間関係に疲れた
  • 休みが取れない

そんな施設で働く必要があるだろうか?

良い施設ってある。
私の施設は有休も普通に取れるし、残業も付く。

ちょっと勇気を出して自分の可能性を試してはどうだろうか?

今は介護職は超売り手市場だよ

私は採用も担当するけど、ほとんどの人が受かっている。

いま行動しないで文句を言ってつづけるか?
少しだけ勇気をだして行動するか?

行動するだけで人生って変わるよ。

登録だけでも良いので転職サービスを使ってほしい。
ぼくも救われた。。

あのとき行動してよかった。

辞め方も参考に載せておくので参考にしてほしい。

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