ユニットケアでは服薬は誰がしているのか?
先日服薬ミスで高齢者がなくなるというニュースがあった。
これは他人事ではない。
服薬介助についてもう1度おさらいしておこう。
Contents
ユニットケア施設での服薬管理。
担当は誰?
ほぼ介護が担当している
基本は看護が担当することにはなっている。
でもほとんど介護が担当している。
看護側からの理由としたら「服薬まで担当していたら業務が回らない。」とのこと。
介護が服薬する時は必ず手順を追って服薬している。
介護職員が実践する服薬方法とは?
服薬介助をする際は手順を踏んで実践している。
- 服薬ボックスから薬を取る際に日付けと名前のチェック
- 薬を持って他の職員とダブルチェック(日付け・名前・袋の数
- 服薬する人の所へ行き高齢者の顔と薬の名前が合っているか確認する
- 服薬する
このような手順を踏む。
これを毎日実践しては居るのだが、これにはデメリットがある。
紹介する。
ユニットケアで介護員が服薬する際のデメリット
確認に行く際にユニットに人がいなくなる。
これである。
ユニットケアでは1人が10人の高齢者を見ている。
その1人が確認をしに行くと「ユニットを見る人が居なくなる時間」
これが一瞬生まれるのである。
この際に何か転倒されてしまうのではないかとヒヤヒヤする。
(実際はその短時間で何か起こることは稀)
また、隣りの職員どこかの部屋に入っている際は確認するだけでも一苦労になってしまう。
近くに居るなら直ぐに確認出来るのだが「探しに行くのが目的」になってしまうことがある。
「なぜ確認をしているのか?」これを考えて動く必要がある。
次はユニットケアで実際に起ってしまった誤薬例を紹介していく。
ユニットケアでの誤薬例
気をつけているが誤薬は起きることがある。
11年間働いているが10件程経験した。
別の高齢者の薬を服薬してしまった。
完全に違う高齢者の薬を服薬してしまった件である。
何が怖いかというと「薬の種類」である。
降圧剤などの血圧に関する薬は怖い。
命に関わる確率が高いからだ。
この場合は直ぐに看護師に報告する。
そして看護師から指示を仰ぎ対処する。
落薬
高齢者は自分で薬を飲む際に手元が狂って薬が落ちることがある。
後から誰かが発見して分かるという事例。
落薬も怖い。
飲まなければならない薬を飲んでいないことになる。
看護師へ報告して対処する。
落薬も誰にでも起こる事例。
高齢者が自分で薬を飲んでもらう際は最後まで確認することが必要。
ユニットケアの服薬について
まとめ
服薬の間違いは誰にでも起こりうる。
いかに予防するかが大切だ。
一番怖いのが「勘違い」
自分では飲ませたつもりになっているケースがある。
普段から高齢者をしっかり観察し誤薬の予防に努める必要がある。
介護職を辞める一番簡単な方法は仕事を辞めることだ。
でも、1度だけ真剣に考えてほしい。本当に介護職を辞める必要があるかってことを。
いまの施設に満足していないならすぐに転職するべきだ。
- サービス残業
- 人間関係に疲れた
- 休みが取れない
そんな施設で働く必要があるだろうか?
良い施設ってある。
私の施設は有休も普通に取れるし、残業も付く。
ちょっと勇気を出して自分の可能性を試してはどうだろうか?
今は介護職は超売り手市場だよ
私は採用も担当するけど、ほとんどの人が受かっている。
いま行動しないで文句を言ってつづけるか?
少しだけ勇気をだして行動するか?
行動するだけで人生って変わるよ。
登録だけでも良いので転職サービスを使ってほしい。
ぼくも救われた。。
あのとき行動してよかった。
辞め方も参考に載せておくので参考にしてほしい。