ユニットケアの施設の1日の様子ってどうなってんの?
そんな人の為に1日の流れを詳しく書いてみた。
私はユニットケア経験は11年目。開設から働いている。
ユニットケア施設の1日
朝
7:00~8:00
夜勤と早出の申し送りの時間がある。
夜勤はバタバタしている。利用者(高齢者のこと)を起こすのに必死なのだ。
私の施設は「ユニットケア」と言えど夜勤が離床(高齢者を起こすこと)を出来る所までやっている。
特にこの時間はもうすぐ朝食が来るので早出の為に利用者を起こそうと必死になっている。
そして早出が来る。
引き継が5分程で終わり交代となる。
早出が交代してやることは「お茶の準備」だ。
早出は起きてくる利用者が直ぐにお茶を飲めるように「お茶」と「牛乳」を用意する。
この時間もバタバタしている。
とにかく朝は忙しい。
8:00~9:00
この時間は食事の時間だ。
起きている利用者に食事を配る。
ゆっくり食べる人も居れば食べて直ぐにトイレに行く人も居る。
この食べて直ぐトイレに行く人が困る。
朝はとにかく薬を与薬したり寝ている利用者を起こしたりと慌ただしい。
そんな時に食べて直ぐにトイレに行かれると回らないのだ。
何が困るかというと「フロアを見ている人が居なくなる」これだ。
1人がトイレに付き添ってしまうとその時間はフロアが無人になる。
この時何か起こってしまうのだ。
これが大変。
朝は特に「排泄の時間」と言われるだけ合って排便が出たりする人もいる。
我慢出来ないのは分かるのだが、少し待って貰えたらと思う。
9:00~10:00
ご飯の途中といった時間。
朝が遅い人はこの時間くらいから起きる人もいる。
ユニットケアの特徴は「一斉一律の介助ではない」と言う所。
名目上は1人1人のニーズに合わせている。
従来型は「決まった時間に決まった人が決まった事をする」イメージ。
ユニットケア施設はこの点がゆったりしていると考えてもらうと分かりやすい。
ということでこの時間から起きる人も居る。
ご飯を食べ終わった人はソファーに移動してテレビを見たりテーブルで塗り絵をしたりする人もいる。
食後直ぐに横になりたい人は介護職が部屋へ案内する。
食後横になっている人は多いか?と聞かれるとフロアによるとしか言えない。
基本的にその人に合ったケアを考えてやるので、状況を見て対応している。
少しくつろいでトイレタイムになる。
10:00~11:00
トイレの時間
朝食が済んだ利用者をトイレへ誘導する。
皆が皆トイレを使うわけではないが、トイレで排泄出来る人はトイレへ誘導する。
この際もしっかりと話し合いながら行う。
1人で立てるのが無理でもトイレに座ることが出来る人は2人介助でトイレに座ってもらったりもする。
一般的にトイレは
- 利用者1人で行く
- 介護職が付き添ってトイレに行く
- 介助職が2人でトイレに座ってもらう
- オムツ交換
このどれかのパターンが多い。
オムツ交換は腹圧がかからないから排便が出にくいデメリットはあるが立てない・座れない人に無理してトイレ誘導することはない。
11:00~12:00
この時間はゆったりとしていることが多い。
昼ごはんがもうすぐ来る。
介護職はこの時間に利用者の
- シーツ替え
- 水筒の水入れ替え
- 居室の掃除
- フロアのモップがけ
をしたりする。
特に流れは決まっていないのだが、これを空いた時間にやっておかないとする時間がなくなってしまうのだ。
暇な時間はほとんどない。
昔ドラマで「トイレに行ける時に行っとくの」というセリフが合ったがそれは正にその通りである。
このようにやっていると間もなく昼ご飯が始まる。
午前中の様子はこんな漢字だ。
ユニットケア午前中の様子 まとめ
朝はバタバタする。
そのかわり時間が経つのも早い。
あと1人人でが欲しいところだ。
介護職を辞める一番簡単な方法は仕事を辞めることだ。
でも、1度だけ真剣に考えてほしい。本当に介護職を辞める必要があるかってことを。
いまの施設に満足していないならすぐに転職するべきだ。
- サービス残業
- 人間関係に疲れた
- 休みが取れない
そんな施設で働く必要があるだろうか?
良い施設ってある。
私の施設は有休も普通に取れるし、残業も付く。
ちょっと勇気を出して自分の可能性を試してはどうだろうか?
今は介護職は超売り手市場だよ
私は採用も担当するけど、ほとんどの人が受かっている。
いま行動しないで文句を言ってつづけるか?
少しだけ勇気をだして行動するか?
行動するだけで人生って変わるよ。
登録だけでも良いので転職サービスを使ってほしい。
ぼくも救われた。。
あのとき行動してよかった。
辞め方も参考に載せておくので参考にしてほしい。